井口梨央

井口梨央の初舞台にかける意気込みと心境。テレビなどで台詞のある役柄は、いくつもこなしている井口梨央。初の舞台出演でなおかつ主役という、２重のプレッシャーのなか、どんな気持ちで初日まで稽古していたのだろうか。彼女は、シンクロ部に入部したくてきた、転入生だが、仲間とはやりたくないという難しい役回りを演じることになる。しかし、彼女が感じていたのは、役回りの難しさではなく、観客の視点に立った気持ちから、観客にとってどう映るか、どんなふうに観てもらいたいか、だったようである。普段の自分とまったく違った、舞台に立つ、演じる自分を観客に存分に楽しんでもらいという気持ちが、稽古を続ける井口梨央を初日まで後押ししたのだろう。
 
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